夫婦で打楽器プレイヤー

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ドイツ旅行記　【 第８章 】涙の別れ

９月 １８日

いよいよ今日でドイツともお別れ。
身支度を整え、荷物をまとめる。
約６日間使わせてもらった部屋の片付けもちゃんとやる。
一通り荷造り、片付けが終わったら最後の朝食。
これでライ麦パンとチーズの食事とはお別れと思うと少し寂しい感じ。
食事後、部屋に戻り簡単な手紙を置く。
慣れないドイツ語で書いた手紙だから読み辛いかもしれないけど、気持ちの問題かなと思ったり。
その後、少しイタズラをしちゃいました。

トスタムの部屋のドアに沢山のシールが貼ってあるのをいいことに、私達２人で撮ったプリクラを貼ってきちゃいました。（笑）
これだけ沢山のシールが貼ってあるから気がつかないとは思うけど、とりあえず足跡（？）を残してきました。

出発の時間となった。
最後にお世話になったホストファミリーと記念撮影。

撮影後、バスティアンとトスタムに別れを告げ、家を出る。
車に荷物を積んでいるとき、トーマスが話し掛けてきた。
何を言っているのか良く分からなかったけど、「Picture」とか「Door」という単語が出てニヤッと笑った。
瞬間的に「あ！ドアに貼ったプリクラ、もうバレてるっ！」と思った。
まさかこんなに早く見つかるとは・・・思わず苦笑い。
通いなれつつある道を進み、集合場所へ向かう。
集合場所は初めてグリマに降り立った学校前のバスターミナル。

他の人たちもボチボチ集まってきている。
出発まで名残惜しそうに話し込んでいる。
私達もトーマス夫妻と話す。（と言ってもまともな会話にならないけど・・・）
その時、トーマスからお土産を貰った。
うぅっ。。。お世話になった上にお土産まで。ありがとうトーマス！
そして出発の時。
バスの中はあちこちで泣き声が・・・
私も少しウルッとしてしまいました。
テレビ番組の「世界ウルルン滞在記」で出演者が泣いている気持ちが良く分かりました。
悲しみの中、バスは走り出しました。

バスはライプツィヒ空港に到着。
ここからフランクフルト空港に向けて飛び、そこで乗り換えて名古屋へ向かう。
来る時に寄れなかった免税店が楽しみ。
搭乗手続きをして飛行機に乗るまでの間ロビーで待つ。
結構な時間があったので、ライプツィヒ空港内を色々散策。
小さい空港だけど、とても綺麗な造りだ。
そして、いよいよ飛行機に乗り込む。

少し狭めの席に座り、飛び立つのを待つ。
飛行機は滑走路まで移動し、エンジン全開！！！
と、突然「ギュワーッ！ガガッ！！バリバリッ！！！ゴゴゴッ！！！！」
なんか物凄い音が・・・続いて、「プシュゥゥ～・・・」
室内に白い煙（蒸気？）が立ち込める。
なんか嫌な予感・・・
しばらくすると飛行機は元の所に戻っていく。
オイオイ。。。どうしたんだよ。。。（汗）
戻ってしばらくすると客室乗務員から降りるように指示される。
降りる時「ＴＲＡＮＳＩＴ」と書いてあるカードを渡される。
このカードで再搭乗するのだろう。

降りてから乗っていた飛行機を見る。
あ～あ、大丈夫かよ。あ、なんか消防車まで来てるし・・・
この後、数時間待ったあと別に用意された飛行機に乗る。
なんか、飛行機運悪いなぁ。

次の飛行機は無事に飛んだ。（当たり前？）

軽い機内食を食べ、飛行機はフランクフルト空港へ到着。
来る時は焦っていて気がつかなかったけど、ものすっごく広い空港だ。

さて、待ちに待った免税店に行ける。
何買おうかな～。ビール？タバコ？お菓子？ソーセージがあったらいいなぁ。
期待に胸膨らむ瞬間です。
と、思っていたら・・・
えぇ～！！また乗り換え時間無いのぉ～！！！そんなぁ～（泣）
どうやらライプツィヒで足止めを食らったため乗り継ぎ時間が無くなったようです。
なんか、フランクフルト空港に嫌われているようですな・・・
泣く泣く免税店を横目に次の飛行機までダーッシュ！
あぁ、さらば免税店・・・また会える日まで・・・

日本へ戻る飛行機は問題なく飛び立つ。
今度はゆっくりと飛行機の旅を楽しむ。
機内食もおいしく頂き、変な日本語訳の映画を堪能。
免税店に行けなかったのが悔しくて機内販売の物を色々買ってしまいました。
でも、機内販売の物って、ちょっと高めだよね。多分。

飛行機は日本へ向けて飛びつづける。
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